★染物屋・洗い屋として始まった「越前屋」さん

 新丸子駅西口通り新栄会にある越前屋クリーニングさんへ取材に行きました。もともと、染物屋・洗い屋さんとして店主さんのお父さんが創業したそうです。今ではクリーニング屋さんとして1960年代からスタートし、約50年間続いています!

越前屋さんで、長い間職人として働いている2代目の店主さんと、そんな店主さんを支え共に働く奥さんと、忙しい時は3人のパートさんの力を借りて、お店を営んでいます。

★仕事熱心な店主さん

 店主である坂下昌弘さんは、とても温かく優しい印象で、お仕事について熱く語っていただきました。クリーニングの免許は3年で取得されたそうですが、現代の服は新しい生地や特殊な素材のものが出るなど、「いつまでたっても勉強です。」とおっしゃっていました。時代の変化・進化にもしっかりと対応、どのお客さんの服のニーズにも応えようと努力していることが分かり、お客様を大切にしていることが伝わってきました。なんと、店主さんは、8割のお客さんの名前は覚えており、さらにそれぞれのお客さんが何を求めているのかなどを聞かなくても分かってしまうそうです!

★越前屋クリーニングさんのこだわり

 越前屋クリーニングさんの一番のこだわりは、“染み抜き“です!個人店だからこそ、直接お客さんと会話することで、細かいところまでご希望をお伺いすることができます。そのため、チェーン店など工場でクリーニングしても落ちなかった染みなどを、越前屋さんに持って来て落としてもらうといったお客さんも多いそうです。さらに、全ての工程が自家処理であるため、お客さんのご希望が反映されやすいので安心です!もちろん、自家処理ができない絨毯や毛皮なども外注して引き取っています。

 店主さんは「手抜きはしない、丁寧な仕事をしてお客さんから信用してもらうことが大事。」と、1点1点念入りにチェックし、最後にアイロンがけをして手仕上げをしています。自分のお気に入りのお洋服も越前屋さんなら安心して預けることが出来ますよね♪

★越前屋クリーニングさんのやさしズム

 越前屋クリーニングさんのやさしズムのステッカーには、“気軽に相談”と“配達します”の2つのアイコンシールが貼ってあります。

 

越前屋クリーニングさんはお客様から相談をうけると、「生地を傷める危険がない限り、出来るだけその要望に応えるようにしている」とおっしゃっていました。さらに、クリーニング後の衣類をお客さんの家まで届けたり、絨毯や毛布などお店に持っていくのが大変なものは取りに行ったり、といった配達サービスも無料で行っています。

 

アイコンシールが2つだけというのは一見少ないように思われるかもしれませんが、クリーニング屋さんがこのように相談に乗ってくれたり、配達をしたりしてくれるのは私たちにとってとてもありがたいサービスですよね♪

 越前屋クリーニングさんのクリーニングに対しての誠実な気持ちや、お客さんに対しての心遣いが感じられました。

★取材を終えて

 今回取材をさせていただき、「クリーニング」というものに対する価値観がとても変わりました。クリーニングはどこに出しても同じではないのかと思っていましたが、越前屋クリーニングの店主さんの話を聞いて、それぞれの店によって「こだわり」があるのだと感じました。個人店だからこそ職人としてお客さんを大切にするこだわりが生まれるのだと思います。大手のチェーン展開している店には出来ないこういった個人店だからこその魅力はたくさんあるはずです。だからこそ、一度他のクリーニング店に出した物を再度、越前屋クリーニングさんのようなお客さんのことを第一に考えるお店に出したくなるのでしょうね。

★私たちが取材しました!

渡辺ゼミ3ゆい

趣味はヨガ、お休みの日にお店をブラブラする事が好きです♪

取材は、商店街の良さをひしひしと感じることができます!私たちが感じたことを皆さんに伝えていきたいです。

 

渡辺ゼミ3年 ゆか

旅行に行くこと、お買い物をすることが好きです!

新丸子の良さを引き出せるような記事が書けるように頑張ります。

 

渡辺ゼミ3年 しげお

とにかくスポーツが大好きで、大学では部活にも入ってます。

商店街ならではの様々な魅力を発信していきたいです!

★店舗概要

店舗名 越前屋クリーニング
住所 神奈川県川崎市中原区新丸子町717 
電話番号 044-722-5527
定休日 日曜日、祝日

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≪ままるこ情報局

 ×渡辺ゼミ≫

 ブログができました!

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6分間でわかる!

まるこやさしズム21

番組開始後2分15秒くらいから始まります。

(イッツコム・なかはらスマイル2014年7月)

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